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【初期投資の回収期間どれくらい?】投資先として見る飲食フランチャイズの魅力

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飲食店のフランチャイズブランドを比較する際に、気になるポイントのひとつが「最初に投資した資金を回収し、黒字化するまでにどのくらいかかるか」ということ。業態や業種によって回収期間はさまざまですので、まずは基本的な知識や目安を学んでみてはいかがでしょう。

基礎からおさらいする投資回収期間

フランチャイズで飲食店を開業する場合、開店前に家賃の支払いや、機材の購入、研修費などさまざまな費用を投じることになります。それらの初期費用を回収し、ビジネスを黒字化するまでの期間が「投資回収期間」です。

初期費用の回収が終わった後は収益が黒字になり、長く続けるほど利益を増やすことができるだけでなく、多店舗展開といった事業拡大の可能性も広がります。一般的には投資回収期間は短い方が良いとされていますが、社会情勢などを鑑みながら、事前に無理のない計画を立てることが大切です。

投資回収期間の計算方法

投資回収期間の計算方法はとてもシンプルで、以下の通りとなります。

総投資額÷年間予測収益=投資回収期間

たとえば、総投資額が1000万円で、年間予測収益が500万円の場合は、以下のように投資回収期間を求めます。

1000÷500=2
よって、この場合の投資回収期間は2年です。

投資回収期間を2年にしたいと事前に決めている場合は、年収予測収益に2を掛ければ初期費用に投資できる金額の上限を計算することもできます。

フランチャイズの投資回収期間の目安を解説!



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新型コロナウイルスの感染拡大など、昨今はめまぐるしく社会情勢が変化していることもあって、投資回収期間が短いほど思いがけないリスクを回避できる可能性も高まります。

例えば、不動産投資における投資回収期間は5年から10年と言われていますが、フランチャイズ業界全体では3年から5年が目安です。不動産投資などと比べて、比較的短い期間で初期投資が回収できるのは、フランチャイズの魅力のひとつでしょう。

また開業資金額が高くなるほど、投資回収の負担も大きくなります。3年から5年という目安には大規模なビジネスも含まれており、個人オーナーで小規模に開業する場合は、より短い期間で初期投資を回収するのが理想的です。

とはいえ、フランチャイズ全体で1年以内に投資回収できるのは12%ほど、2〜3年以内だと30%ほどだというデータもあります。短い期間での投資回収を実現するためには、競合に打ち勝ち、多くのお客さまに再来店してもらえるような店舗運営を目指す必要があるのです。

フランチャイズ比較検討の際には、投資回収期間が大きな目安に

今回は投資回収期間について解説しました。投資回収期間の目安についてもお伝えしましたが、デリバリー専門のフランチャイズ契約であれば、投資回収期間の目安が1ヶ月というブランドも多数あります。業種や業態によって、投資回収期間はさまざまなケースがありますので、まずは比較検討が必須です。

「飲食フランチャイズ一覧」「飲食フランチャイズ一覧」のページでは、さまざまな飲食フランチャイズブランドの投資回収期間を一括で確認できます。投資回収期間をひとつの目安にしながら、気になるブランドの資料請求をするなど、飲食店の開業に向けてアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。

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