このレポートのポイント
- 飲食店の正社員のうち約3割が月休8日を確保
- 休日数と月給に相関関係は見られない
休日数について
月間の休日数として最も多かった回答は「5日以内」で全体の34.4%、次いでほぼ同じ割合だったのが、「8日以上」で全体の33.7%という結果でした。
一般的に他業種と比較して休日数が少ないと言われている飲食業界ですが、月8日休みを確保できている人も3割以上いることがわかりました。
月休8日以上と5日以内の給与比較
月休8日以上、月休5日以内それぞれの給与の内訳を比較してみたところ、給与帯の分布にはさほど大きな違いが見られませんでした。つまり少ない休日数で働いている人が、必ずしも高い給料を得ているわけではないということです。 経験を積むほど月給は上昇傾向にあるという調査結果もありますが、給与を決定づける要因は、休日数が多いか少ないかではなく、飲食業界での経験年数に依るところが大きいようです。