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Kitchen&Bar Qualiaの採用事例

求職者像を見つめ直し原稿を修正!地域の魅力を発信し訴求力UP

Kitchen&Bar Qualia
業態
バー、イタリアン
エリア
九州
採用した人材
正社員 2人
イタリアン創作料理の店Kitchen&Bar Qualiaが店舗を構えるのは、福岡市のベッドタウン「姪浜」。中心部から離れた場所にある店は人材確保に苦戦しがちですが、代表の田口功二さんは角度を変えた原稿をつくり、理想的な人材の採用に成功!その秘策をお話ししていただきました。

―――姪浜で16年間営業を続けていらっしゃいます。店づくりや人材採用において大切にしていることを教えてください。

中心部から少し離れた場所に店舗があるため、地域密着型の営業をしています。遠方からお客さまを呼び込むより、近くの方々を中心に楽しめる店づくりを大切にしています。
中心地の店の場合、お客さまの入れ替わりが激しいので、当たり障りのない接客ができるスタッフが好まれる傾向がありますよね。地域密着の店舗ではスタッフの人柄がとても重要だと考え、採用活動をしてきました。

―――スタッフさんがステップアップのために退職をするため、新たな人材の確保が必要になったそうですね。今回、「求人飲食店ドットコム」を選んでくださった理由を教えてください。

飲食店に特化しているということです。総合媒体だと、とりあえず仕事を探している人が“うっかり見てしまう”ケースがあると思います。そういう方はどうしても飲食業への思いが弱いですよね。求人飲食店ドットコムには飲食店に興味ある人が入ってくるので、良いだろうと思えました。


―――掲載後2カ月間は応募がなく、原稿を変更したところ、応募があったそうですね。どのような変更をしたのですか?

はじめは「おしゃれなイタリアンのお店で、働きませんか」という定番の内容で掲載していました。閲覧数は中心部にある店舗とほとんど変わらないのに応募がないので、どうしてだろうと考えてみました。福岡市は中心部におしゃれな店がたくさんあるのだから、私たちは選ばれないと気付き、どんな人材が欲しいのかを見つめ直すことにしました。
私たちが欲しいのは、“イタリアン”や“おしゃれな店”へのなんとなくの憧れを持つ人ではなく、地域密着店でやってみたい思いが強い人。福岡市は地域柄、県外から働くために引っ越してくる人は珍しくないので、県外の人材を視野に入れてみることにしました。

―――県外の人を採用するとは、ハードルが高いように感じますが……

住み慣れた場所を離れて働くとき、働く場所はもちろん、どんな場所で生活していくのかも不安ですよね。
私は過去に飲食業と不動産業の二足のわらじを履いていた時期があります。福岡に引っ越してくる方におすすめする場所は、会社が多い博多か住みやすい姪浜なんです。なので、求職者にまずは姪浜という地域に関心をもってもらえれば良いのでは、と考えました。原稿の内容を「店の紹介」から「姪浜のまちの魅力」に変えてみるのはどうだろう?と営業担当に相談しました。


―――まちの魅力を打ち出すとは、中心部ではない場所で営業をする他の店舗さんにも参考になる視点ですね。

ありがとうございます。
以前は独立したら中心地で開業するという夢を持つ人が多くいましたが、地域密着型に移行する傾向がでてきていますよね。私は中心地にも店を持っていますが、姪浜の店舗の方が売上が良い状態が続いているので、私自身、地域密着型の店舗が持つ可能性の高さを感じています。
地域に魅力を感じて働く経験は、将来、住みやすい街に自分の理想的なお店を開いたり、地元に戻ってそこに住む人が集まるお店をつくったりするイメージを持てるので、その後のステップアップの強みにもなるとも考えます。

―――実際、応募者は県外の方でしたか?

原稿を変えてすぐに2件反応があって、2人とも県外の方でした。今の若い世代は特に行動が慎重ですよね。給料や待遇より、まずは自分の生活がどうなるのかをすごく重視していたので、面接時にはじっくりと話をしました。
住みやすさの理由、このエリアで必要な生活費などを伝え、生活を具体的にイメージできるようにした後に、この店の話をしました。


―――不安を取り除くことを重視したのですね。

そうですね。生活のことだけでなく、将来のステップを示すことも不安をなくすためには必要です。いきなり将来は独立という話ではなく、まずはこうなろう、次はこのステップ、その次はこのステップ、その先に独立があるというように、ただただ働くわけではなくて、ステップアップしていける環境があるんだよという話もしました。
コロナ禍でだいぶ下がった飲食業界のイメージを回復させていくためにも、この業界で働く安心感を発信するのは必要だと思います。

―――今後の展開を教えてください。

コロナ禍が落ち着き、また店舗を増やせる時代が来そうなので、人材の獲得に取り組みたいです。
飲食業界では経験を積んでくると、知り合いを介して転職先が決まるようになるので、求人媒体で採用をするのは若い世代が中心になると思います。今回、求人をかけるときには若い層の価値観に合わせていく必要性を強く感じました。応募者に寄り添う採用活動をし、店舗展開につなげていきたいです。

―――ありがとうございます!これからも求人飲食店ドットコムをよろしくお願いします。

飲食店ドットコム担当のコメント
弊社サービスをご利用頂き、また更なる期待をして頂きありがとうございます。 今回採用成功に向けて、田口様からも多くのアイデアをいただき、一緒に採用に向けてディスカッションさせていただいた内容を原稿に落とし込んだことで、結果イメージ通りの採用に繋がったことを大変喜ばしく思います。田口様との打ち合わせでは、店舗経営や仕事への向き合い方についてのお話に触れ、自分自身いつも刺激をいただき、まだまだ成長しなければと身が引き締まります!これからも、貴社担当として尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
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