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坪月商50万円も目前! 野菜料理で大ヒットを連発する下北沢『焼野菜 銀河団』の勝ち筋

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写真右は株式会社Numbers代表の達川京平氏、左は『銀河団』店長の村山綸志氏

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坪月商63万円を弾き出す繁盛居酒屋『下北沢の零や(しもきたざわのぜろや)』を運営している株式会社Numbers。同社の最新店として『零や』と同じ東京・下北沢エリアで2024年4月にオープンしたのが『焼野菜 銀河団(やきやさい きんがだん)』だ。

『零や』の勢いそのままに『銀河団』もスタートダッシュに大成功。視認性の悪い雑居ビル地階に店を構えているにもかかわらず、14坪35席が連日1.6回転する繁盛ぶりを見せている。同社代表の達川京平氏に大ヒットを連発する強さの秘訣とその事業ビジョンについてうかがった。

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オープン3か月で月商600万円。目標月商700万円突破も目前に

達川京平氏率いる株式会社Numbersは、野菜料理をメニューの柱にした繁盛居酒屋を次々と輩出している。

京都府福知山市内に居酒屋4店を集中展開した後、東京進出店として『下北沢の零や』を2022年4月にオープン。『零や』は煮野菜と串焼きをフードの2本柱にした居酒屋として、「野菜と食べたらカロリーゼロ」というキャッチーな売り文句を打ち出し、20代前半~40代女性を中心に絶大な支持を獲得した。

売上は右肩上がりを続け、15坪40席の規模で2024年2月には月商950万円を突破。その勢いに乗り、2024年4月16日、同じ下北沢エリアに『焼野菜 銀河団』をオープンした。こちらも『零や』に勝るとも劣らない集客パワーを発揮している。

鉄板焼き場を囲んだコの字型カウンターを中心とし、ライブ感の溢れる内装に仕上げた

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『銀河団』の店舗規模は14坪35席。4月中は試運転期間として関係者のみを対象とした会員制スタイルを採り、5月から営業を本格稼働した。オープン3か月目の6月には月商600万円を突破している。

目標月商は700万円であり、現時点で平均日商は24万円におよぶ。6月は月曜定休を採っているが、オペレーションが確立した段階で無休営業をスタートする予定だ。無休営業であれば月商720万円に到達する売上ペースなので、すでに目標達成を手中に収めつつある。

下北沢駅から徒歩2分の雑居ビル地階に入居。あえて外装を造り込まず、視認性の悪さを隠れ家的な店づくりに活かした

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栗田利之

ライター: 栗田利之

フリーランスの記者として、15年以上にわたって外食経営誌の記事を執筆。大手、中堅の外食企業や話題の繁盛店などを取材してきた。埼玉県下を中心に店舗網を拡げている「ぎょうざの満洲」が贔屓の外食チェーン。